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置き勉自由化とその効果

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休みの前になぜ持ち帰らないといけないのか

昨年6月に話題になった「小学生の置き勉」問題。通学と絡めて考えてみました。イラストは「コハラモトシ」さんの許可を得ています。イメージとしてピッタリ!と思い使用させていただきました。コハラさんありがとう♡。そもそも「なぜ、休み前に持ち帰らないといけないか」という理由について①家で予習・復習するため、②盗難・いたずら防止という大人の意見がありました。この2点をクリアする方法はありますよね。文科省は2018年9月6日に「置き勉自由化」通達を出し、小学校からもお手紙が来ましたが、もっと置けるようになってほしいです。また、備品の補充もスマートな方法になって欲しいです。

休みに入る前に持ち帰った荷物

我が家の子供たちが今まで持ち帰ってきた教科書以外の荷物を具体的にあげてみます。そろばん、習字道具、タブレット端末、あさがお(植木鉢つき)、上靴、外靴、お道具箱、リコーダー、ピアニカ、篠笛、絵の具、粘土、粘土板、なわとび、体操服上下(冬はジャージ上下も)、紅白帽子、算数副教材(お道具箱くらいの大きさ)。思いつくかぎりあげてみました。これらを少しずつ持ち帰り長期休暇に入ります。

通学の荷物負担減を加速させるアイデア

①「家で予習・復習をするため」なら自宅用PCまたはタブレットでできます。家ではデジタル教科書を使用すれば良いのです。そもそも授業さえ動画に置き換える事ができます。毎回、板書する時間を子供たちに発言させて思考を伸ばす時間に変えて欲しいです。②「盗難いたずら防止」ならロッカーに鍵をつける。鍵は保護者が管理する事で解決できないものでしょうか。絵の具・のりなどの備品の補充は、親がチェックして用意するのではなく、子ども→購買部→保護者口座から引き落としにして子どもに自己管理を学ばせる機会に変えたらどうかと思います。

置き勉を徹底的にするとどのような効果が期待されるか

やはり世間で話題になった「通学が楽になる」じゃないでしょうか。成長期の体へ負担をかける事がなくなりますよね。なんならシェアするのでも良いと思うのです。口をつけるリコーダーやピアニカは個人もちでも絵の具セット、あさがおの植木鉢、粘土、粘土ケース、粘土板、時計・お金の模型などが入った算数副教材などの持ち主を学校(学校の備品としてシェアする)にして、傷み、修理、補充など一括管理をする。紛失の恐れがあるのなら保険をかける対応もアリ。保護者は学校に管理費を納入する。そして、植木鉢、粘土・・などは次の学年に使用させる。

まとめ

結局のところ昔から続いている暗黙の了解だから、現在まで続いていたのではないかと思います。私は11年前から学期末と始めは小型スーツケース持参で子どもたちの学校に荷物を取りに行ったり、持って行ったりしています。子どもの通学の安全は親の務めと思っているからです。しかし、現在は、IT技術が進んでるし、シェアの時代だからその文化も積極的に取り入れていって欲しいですよね。小学校だけでなく保育園・学童などもどんどんIT技術・シェア思考を取り入れて、施設、運営スタッフ、保護者の負担を減らし、子供たちに良い成長環境を提供できるようになってもらいたいですね。あっ!それから「USBって何ですか?」なんてくれぐれも言わないでくださいね(苦笑)。

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