子どもの伸ばし方

家庭教育

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子育てのゴールとは

きっと、子どもができたときには、どんな子に育てようかなと思う人がほとんどだと思います。夫婦でどのような子に育ってほしいか、何になってほしいか、など。きちんと育てなきゃ、とプレッシャーに感じている人もいると思います。どんなに親がこう育てたいと思っても子育て中には思うように子どもが育ってくれない事だってあります。一生懸命育てるって、「親が考えている育て方に子どもが合わせて育つ事ではない」と思います。兄弟でも性格も好みも考え方も違う。同じ親から生まれたのに本当に不思議です。それなら子どもが「こう成長したい」というメッセージを受け止めて、成長のサポートをすればいいと思います。子育てのゴールは、「次の世代を育てる事ができる親にする事」です。

生きる力をつける基盤をはぐくむのが家庭教育

生きる力をつける基盤を「健康スキル」「経済スキル」「生活スキル」の3つに分類してみました。健康スキルは体の健康・心の健康、経済スキルは衣食住を得るもの、生活スキルは日常生活を循環させるもの。これらをもう少し掘り下げてみますね。

「健康スキル」

一番実行して欲しいのは、早寝早起き(朝ごはん)です。夜は免疫力の維持、頭と体を休めるためて体内時計が狂わないように過ごせるといいですね。早寝をすると自然に早起きになるので、ゆっくりと朝ごはんが食べる事ができます。朝ごはんを食べるとお昼まで空腹でイライラする事がないので、良い状態で1日がスタートできますよ。

「経済スキル」

衣食住を得るために交換するものが必要です。通常は、現金ですが、現金に変わるものは他にもあります。いちばん身近なのは「いただいたからお返しに」じゃないでしょうか。子どもの頃からいただいたらそのままではなく、ありがとうというお礼を言う、お返しにお手紙を書く、など「物々交換」の方法を教えてあげると良いと思います。大きく成長した子どもには「時間と現金の交換(雇用)」、大人になった子どもには、「投資」「権利」「価値(技術など)」が現金に変わる事を教えてあげると良いです。大人になった時にどの経済を選択するか、その子の状況に応じて選択する判断能力を養ってあげてくださいね。

「生活スキル」

日常生活には、家事、子どもがいれば育児、社会との調和スキルが必要です。特に社会との調和スキル、コミュニケーションは自分を理解してもらう、相手を理解する事ができる方法です。これは、毎日を楽しく過ごすために大事なスキルなので身につけさせたいですね。

最後に

次の世代を育てる能力をもつ大人にするというのは、とても大変な事だと思います。上記の3つのスキルを意識して育てる、しかも複数人育てるとすると、とても1人ではこなしきれません。母親だけ父親だけでなく親族、託児施設も含めて3つのスキルを身につけさせたいですね。

 

 

 

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