子どもの伸ばし方

子どもを伸ばす親はコミュ力が高かった!

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高度なコミュニケーションを身につける

「これからの時代は、コミュニケーション力が必要だ!」というフレーズをよく耳にします。しかし、具体的に何をどうすれば高度なコミュニケーションを身につける事ができるか、という記事は少ないので、今日はこれをテーマにあなたと一緒に考えてみたいと思います。

勉強はいらない?!って本当?

インターネット、AIの時代だから、情報や学校の勉強でわからない答えは簡単に手に入るし、面倒くさい事はAIを利用すればいいと思っている人もいると思います。学校の勉強ができなくても、みんなと仲良くなる力があれば上手く生きていける・・と。その通りなのですが、私は、何かを学ぶ時にぶつかる壁の乗り越え方を勉学を通して実体験して欲しいと思っています。

みんなと仲良くするってどういう事?

相手と仲良くするためのよく見かけるコミュニケーションは、主従関係が多いです。自分の不満と要求を発する人(仮に要望発注者とします)と自分の不満と要求を抑える人(仮に要望納品者とします)の間で成り立つ関係です。これは、相互が対等な関係とは言い難く、ストレスの多い、表面上のコミュニケーションでしかならないと思います。

例え上手くいっているように見えても要望納品者の心が衰退してしまう危険があると思います。

みんなと仲良くする為に必要な事は、自分を大切にする事を一番にして、相手を大切にする事、「NO」と言える間柄である事だと思っています。では、お互いが「NO」だった場合はどうしたら良いでしょうか。

対話と歩み寄りこそ高度なコミュニケーションである

会話ではなく対話です。自分に向き合ってなぜ「NO」なのかNOという決断に至った源泉を自分で知る事です。お互いの源泉について述べて、相手の感じ方、考え方を知る事、相手の感じ方、考え方に対して自分で再考してみる。時間を置いて再び相手と対話する。これの繰り返しが必要だと思います。理想的には、「折り合いをつける」ですが、必ずしもそうでなくても良いと思います。「折り合いがつかない」時は、自分がどうしたいかを考えて次の行動に移せば良いと思います。

自分の気持ちと相手の気持ちを大事にする、そこに主従関係、勝ち負けはないのです。

我が子に高度なコミュニケーションを身につけさせるには?

親と子では、一般的に、知識・知恵・力、は親が上で子どもが下です。主従関係ができやすい関係です。それだけに親の理想、劣等感からくる押し付けをやってしまいがちです。無意識にやってしまう事もあるので、注意が必要だと思います。

自分と他人の命に関わる事、体と心を傷つける事、これ以外は、子どもの考えを尊重してあげると良いと思います。失敗する事もあると思います。親は、「失敗してもあなたを嫌いにならない、嘲笑しない」「自分で考えて行動した事を称賛する」を意識しておくと、顔色をうかがわず、自分で考えた事を自信持って行動できる大人に成長できると思います。

まとめ

高度なコミュニケーションを子どもに身につけさせるためには、親も高度なコミュニケーションを知らないといけないんですね。私の身近にそれを無意識に身につけていたスーパーママがいて、その方と出会ってから、どうしたらそういう人になれるのか、その方からお話しを聞いたり、関連する本をたくさん読みました。今からでも遅くないかな?と思ってがんばっています。

 

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